神保町シアターにて鑑賞。
隅田川にかかる勝鬨橋が、川を船が通る時にハネ上がり、自動車と通行人は橋のたもとで待たされる。こうした貴重なシーンが撮られている映画。
しかも、橋のハネ上がりをドラマの流れ…
本物と偽物、嘘と真実、勝鬨橋の向こうとこっち、富と貧、様々な対比をコミカルに描きながら時折監督のシニカルな面も垣間見える。
原節子のお上品な役柄がちょいと鼻につく。靴磨き3人組の頭が弱そうな感じが…
20代の夢破れ、結婚・就職を機に東京を卒業した男。
月日が経ち妻も妊娠した30代、学生時代の恋人からの電話を受け上京することに...
男と女。二人の青春との惜別を描いたビタースウィートなラブストーリ…
まるでヨーロッパのコメディ映画を観るようなモダンな映像にまず驚いてしまう。
その傍らにはまだ、空襲の後が残っている東京で、横たわる貧しさと成金たちの価値観の差を当時から描いているという視点にも驚いて…
杉葉子の部屋の壁にイングリッド・バーグマンのポスター!
三船敏郎は良いとして、原節子は演技が硬いなぁ…。タイトルは興味あったけど、ストーリーはどこにでもあるようなものだった。
松竹大船の俳優陣が演じ…