東京の下町を舞台に描く人情コメディ
前半は宝石のイミテーション作りを生業とする男(三船敏郎)が作った指輪をめぐって起きるドタバタ劇と出会い、後半では病気で死の淵にある顔見知りの娘(杉葉子)のため、…
大変よく練られたコメディでありながら、政治的な映画でもある。というより、資本論か。労働者と資本家と、労働と価値と対価の話。端的にいえば、正当な対価のための肉体労働を続けることで、何かいいことがあるか…
>>続きを読むあまりこの作品の魅力が分らなかった。
そもそも笑いに疎い性分なので、この温和なコメディに馴染めなかったのは好みと感性の問題かもしれないのだけど。
面白いことを笑って楽しむ作品だと思うのだがいかん…
日本版『ロード・オブ・ザ・リング』であり、三船版の『酔拳』(笑)、ちなみに主役は勝鬨橋、何たってこの勝鬨橋が開いて上がって下がって閉じてで大活躍。タイトルは全くもって詐欺で全然ラブストーリーではなく…
>>続きを読むタイトルは結局釈然としない。原節子がここまでつっけんどんなのも珍しいし、三船敏郎がタジタジしてるのも良い。あと原節子のグラマラスさが目立つ。水中でのゆるふわ舞踊などふざけ具合も絶妙で、その他の細かい…
>>続きを読む最初、三船と原節子のラブコメかなと思って見て、違っててガッカリしたんだけど、コミカルな人情話と分かるととても楽しめた。
チェックのシャツにズボンをはいた原節子さんが珍しいし、三船に関しても見どころ…
家の中に閉じ込められてる"嫁"としての窮屈そうな原節子じゃない、街を駆け回るパンツ姿にベレー帽のおきゃんな原節子が見れるだけでも楽しいね。三人組の青年を連れてるなんて図は他の映画じゃなかなか見れない…
>>続きを読む原さんのボインが目立ちまくってて杉葉子さんが娼婦役なのに立場が無いんじゃないか。ただでさえかわいそうな役なのに...
でも杉さんが右のほうに歩くシーン好き。
愛人役の藤田さんが切れ味凄まじかった。
…
清貧をコメディタッチとはいえストレートに描いているので観た時の気分によって心洗われたり、こんなの偽善だと感じたりしそうな作品。
路上の似顔絵描きに原節子、宝石の模造品職人(?)に三船敏郎、という意…