NobuhisaTakasaki

家族の灯りのNobuhisaTakasakiのレビュー・感想・評価

家族の灯り(2012年製作の映画)
4.0
絵画的で演劇的。
一つ一つのショットが独立していて、家の構造が掴みきれない。温かいようで冷たい世界の切り取り方。
人物の表情、喋りから、これまでの彼らの人生が頭の中に広がっていく。家の中からほとんどカメラが出ないにも関わらず、そこには厚い人間ドラマが感じられた。
個人的には、父親よりも息子の考えに共感できるところがあった。