流石はオリヴェイラ監督♡
愛おしいな〜。
お金をかけずとも ここまでも良い映画を創るんです。
1部屋で完結し、ほぼ同じアングル、音楽は無く、日にちでいえば4日間の話、細かい人まで含めても9人くらいしか出てきていないです。
103歳での作品、お金をかけずとも、時間をかけずとも、ピカソの数十秒で描いた落書きと同様に価値のあるものというか、、
スローなテンポで進み、終わりへと導きながら、これで良いのかという 不完全な良さを完全に残して終わる。
つまりは、最後に美味しいですよ。
自分を知るのは時間のかかることよと、父をなだめる義理の娘、
最も愛するものに踏みにじられる人生を どう考えるか、
自分の罪、守る為の罪、それは墓場まで持っていくというのか、
欺きながら生きるということについて、道理に背向くということについて、、シンプルに考えさせられます。