ジニョク

家族の灯りのジニョクのレビュー・感想・評価

家族の灯り(2012年製作の映画)
3.5
お気に入り〜!( ˘͈ ᵕ ˘͈ )♡︎ʾʾ
マノエル・ド・オリヴェイラ監督。

絵画みたいなジャケット🖼
手前におばあちゃんが2人座ってるでしょ。

どっちかがクラウディア・カルディナーレで、どっちかがジャンヌ・モローなんだってさ。
名前だけ知っている有名なこの2人。
さっき調べたんだけど、もうどっちがどっちだか分からなくなっちゃった💦


『家族の灯り』
ほんわか素敵なお話かと思ったら、エラい腹立つ鬱鬱映画でした。

お義父さん、お義母さん、嫁は8年前に失踪した息子(夫)の帰りを何年も何年も待ち続けます。

嫁は8年間耐え続け、お義父さんは口を結んで言葉少なく、お義母さんは延々と愚痴ばかり。

嫁をなじり夫を責め…あぁつらい。
でもお義父さんは何かを隠していて嫁もそのことを知っている。


舞台は彼らが住んでいる貧しい居間のテーブル。
カメラは固定してるのかな。
アングルがほとんど変わらない。
会話で見せる会話劇。
気を付けて集中してないと半目😪になる💦

“人生ってなんなの?”

毎日おんなじ事の繰り返しが幸せだって言う人もいるし、地獄の毎日だって言う人もいる。
そんなつまらない時間を過ごすお前たちは生きる屍だって言う人も。

やっとお話に変化が出てきたぞ。
面白くなってきたぞ。
とゆう時に突如訪れるオリヴェイラ的ラスト。
ハッと魔法の杖が振り下ろされたような気分。
たまらないこの感じ。
癖になるわぁ。

そおいえば、突如終わるラストはルイス・ブニュエルさんの作品でよく見かけたけど、私、あの方には挫折いたしました。

オリヴェイラさんの方がずっと好みです。

ところでレンタルじゃ手に入らないオリヴェイラBOX3枚組が中古案件で売られているの。
しかもね、ずーっと残り1点の表示。
ちょっと待ってて!
それ私が買うんだからぁ〜(´Д` )
ジニョク

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