家族の灯りに投稿された感想・評価 - 10ページ目

『家族の灯り』に投稿された感想・評価

もりこ

もりこの感想・評価

2.8
ほとんどが家の中の会話で私には少し眠い映画だった。まだこれを観るには早かったのかも…
kaorui

kaoruiの感想・評価

5.0

父親が守り続けたもの。儚い儚いローソクの灯り。ごまかしに満ち満ちてそれでも守り続けると決意した時に、外光に晒され、彼に待ち受ける過酷な試練を切り取るその刹那、画面はフリーズする。なんとも恐ろしい傑作…

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黒主任

黒主任の感想・評価

3.2
固定カメラで長回しの会話劇。
息子がクズすぎて泣けた。妻を欺くのも、犯してもいない罪を被るのも、全ては愛ゆえ…とはいえ、納得いかんな。救いが無い。

戯曲のような作品。8年前に失踪した息子の突然の帰宅と、家族の中に流れる不穏な空気。

あんなバカ息子に言われ放題、好き放題にされて、それでいいのか!?年老いた父に対する余りにもひどい仕打ち。あったま…

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HANAKIE

HANAKIEの感想・評価

3.5
嘘では人を守れないよ。でもそれが彼のやり方なのか。
このあと、残された家族が幸せになったとは思えない。
無機質な家がさらに暗く、ラストに太陽の光が入るのも皮肉。
103歳の監督なんて、凄すぎる。
くみん

くみんの感想・評価

3.6

シベリウスのヴァイオリン協奏曲の冒頭に期待高まる。密室での会話劇は重厚。ジャンヌモローと聞くだけで心ときめく。人としての誇り、魂の苦しみ。難しいと思われがちなこんな映画もたまにはいい。監督はつい何日…

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息子不在に悲しみながらも、家族で慎ましく暮らしている。その暮らしぶりは小さな灯り。互いを思いやっている。
息子が突然帰ってきたことで、それは崩れる。
だけど、思いやりはもはや狂気的になっている。

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同じシチュエーションがずっと流れていて、少し退屈だった。
家族間での愛を垣間見ることができた。

「真実」の残酷さやそれのもつ怖さも感じられた。
舞台のような固定カメラと長回しが印象的。105歳の描く「貧困」と「幸福」は重たいものだった。
どっしりと構えて動かないカメラの長回しで見せる会話劇。

100歳を超える監督がどんな映画を撮るのかと思っていたけどシンプルすぎて驚いた。

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