男の名がジョアンつまりはヨハネの名を冠しているので、その辺りを手掛かりに読み解いていけば、色々発掘できるだろうが、そんなことどうでもよくなるくらいに長回しのフィックスがキツかった。
窓の反射を利用し…
毎度ながらオチに命かけてる。
固定カメラだし話してるだけだしの演劇っぽさはあるけど、この内容を演劇でやったら「は?」ってなって成立しないと思った。ファーストカット以降、抑制された演出の積み重ねで世界…
現役最高齢の映画監督が老人の価値観を後ろから刺すようなユーモアを見せて、痛々しさが微塵もない。サイレント映画みたいな猟奇シーンに始まり、質素な自宅で老夫婦と嫁が延々喋る、いなくなった息子が帰ってきた…
>>続きを読むほっこり感ある邦題とは裏腹にストーリーはひたすら沈鬱で伝染っちゃいそう。けど期待どおり?色々とトリッキーなのでそういうのに弱いので例によって監督の年齢が年齢なので…暗くて暗くてちょっと嫌になってきて…
>>続きを読む映像は固定カメラの長回しが中心で、かなりの美しさ。
最初の30分は義母が愚痴や嫌味を言う地獄のような時間が続く。
その後ラスコーリニコフみたいな人が罪や魂について異常心理のようなことを語り出してまた…
貧乏を貫き頑なに暗がりにいる父親と奔放な息子、息子の嫁は父親に尽くして母親は何も聞かされていない。
四人の関係性が表すものはなにか。
一つの部屋でカメラもほぼ固定の会話劇なので、話を聞きながら人物の…