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ジョバンニの島のsbchlcflttのネタバレレビュー・内容・結末

ジョバンニの島(2014年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

すでにお母さんはいない。

更にお父さんは捕まり消息不明になって、まだ小さい兄弟の家族は漁師のおじいさんだけに。なのに海の上で死にたいとかなんとか一人渋くキメて、一緒には行かないと。おまけに赤の他人の担任教師に「よろしく頼む」と。非常にイライラした。

その後お父さんの居所はわかったけど、終始島の為だとかいつか会えるだとか言ってて、そうじゃなくて何よりも我が子の傍にいられるように考えなかったの?

一見チャラいけど、大事な時にはいつも寄り添ってくれていた、甥っ子思いのおじさんが一番まともだと思った。

機関銃の音がした時は「わたしも行きます」とか言って便乗した担任にムカついた。
そもそも銃を抱えたソ連兵が教室に乗り込んで来てるのに、授業を続けますとか言って子供を前に出して答えさせようとするのもわかんないし、生徒の父親を好きになったりして生々しいわ気持ち悪いわで。

弟パートなんか、いかにもここが泣き所ですみたいで嫌な気分に。

ラストはみんなで楽しくダンシングってなってたけど、いくら年月が経ったからって理不尽で辛い思い出のある追われた故郷で、当事者はそんな気になれるもの?
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