終戦記念日ということで
それっぽい作品を。
戦後を迎えた北方四島のひとつ
色丹島に住む兄弟の物語。
子供目線で自分たちの島が
占領されていく様子がしっかりと描かれている。
銀河鉄道の夜がテーマになってるけど
読んだことないから
細かいところはわからんところもあったりしたけど。
広島とかが舞台になりやすい戦争ものだけど
色丹島が舞台になっているというのは
オリジナリティがあっていいと思うし
独特の絵の感じも良かった。
日本とソ連の関係性を入れてるのも
観やすく仕上がってる。
子供たちは戦争関係なく
仲良くしている姿がみていて辛い。
戦争って本当にやってはいけないよね。
敗戦国とはいえ
ソ連の日本人の扱い方はやはり酷い。
だからこそ
ソ連が北方四島をいまだに返還しないことに
もっと日本人として興味をもつべきなのかもしれないと
考えるきっかけになる作品だった。
それにしても
じいちゃんの気持ちもわかるけど
子供残して島に残るのは複雑。