軍人や政治家にとって、戦争は始めるものであり終わるものだろう。
でも、庶民にとっては事情はまったく違う。
戦争が続こうが終わろうが、昨日までと同じ毎日の生活は続くし、その日を必死に生きることに変わり…
このレビューはネタバレを含みます
「北方領土」に行ってみたいな、と思ったことありませんか?(私だけかも笑)
歴史を知る為に『ジョバンニの島』を観てみました🎬
生と死をテーマにした宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をモチーフにしたお話…
1945年、終戦直後の色丹島にソ連軍が突如上陸し、純平と寛太の兄弟の生活は一変した。島の日本軍部隊は武装解除され捕虜となり、島民の財産は略奪にあった。純平の家はソ連軍将校の家族にあてがわれ、兄弟と父…
>>続きを読む 終戦直後の色丹島を舞台にソ連に占領され翻弄された家族を描く。
原作はもうちょっと固い話らしいけど、銀河鉄道の夜のイメージをうまく活用して児童文学的なアニメーションになっている。
北方四島の人…
「けれどもほんとうのさいわいはいったいなんだろう」
銀河鉄道の夜の一番有名な文章からこの映画は始まる。
舞台は終戦後の色丹島。そこに住む人々とソ連の終戦後のたたかいを描いている。
北方領土問題は授業…
終戦後ソ連によって占領された色丹島の人々の悲哀を島の少年兄弟の視点で描く。後半の展開には多少無理があるものの、米国による緩やかな統治の歴史とは違う、北方領土ならではの時代背景を窺わせる物語に引き込…
>>続きを読む©JAME