このレビューはネタバレを含みます
瀕死必須の崖から岩場を転げ落ちるシーンや、歓喜の救援隊チヌークがあんぐり口を開けてRPG飲み込んじゃうシーンは衝撃でした。エリックバナの無双モードもすっかり解けちゃってましたね。
エンタメ作品として観賞すれば十二分に見応えがあるものの、ノンフィクションと謳うには疑惑もある作品。
原作そのものが事実からかなり脚色が施された内容との見解あり。知りたくない方はスルー推奨。
https://news.militaryblog.jp/e767668.html
上記の過剰脚色を知らずとも、現実の訓練風景であろうエモーショナルな冒頭から巨大な疑問が沸いてしまった。
意識が飛ぶまで、恐怖を覚えてまで追い込まれてやることのその先は、自分の家族や仲間を守ることと、相手の家族や仲間を殺すこと。
それは果たしてここまでしてやることなのか?こんな方法しかないのだろうか?あまりにも美化されていないだろうか。
戦争を知らない甘っちょろい感覚なのだろうけどそう思った。