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ローン・サバイバーのKのネタバレレビュー・内容・結末

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

マークウォールバーグさんは個人的に好きな俳優さんだったので見てみました!

事前情報は全くなしで見たのですが、すごくいい作品でした。

一言で言うと「勇敢」でした。

実話を基に作られた作品だそうです。
2005年に行われた「レッドウィング作戦」の話だそうです。

ターゲットのアハマド・シャーを殺すために近くの山に身を隠すマーカス(マークウォールバーグ)たち、すると物音が…
羊飼いにバレてしまった。さらにそのうちの一人が無線を持っていることに気付く!!

一旦は拘束したものの、3つの選択肢をメンバーは強いられた。

①羊飼いを逃し、自分たちは山頂へ移動する
→追っ手が来る可能性が高い

②拘束したまま山頂へ自分たちだけ山頂へ移動
→羊飼いたちは凍死、狼に食べられるかも…

③この場で殺す
→アメリカ軍が市民を殺したと報道される

この時の僕の意見は…③でした。まあ現実問題あの状況だったらみんなが助かるためには②か③しかないと思う。
そしてこの時、実際に判断した答えは①だった。

羊飼いを逃したメンバーは山頂へ!

ただ案の定、追っ手が来てしまい、囲まれてしまった。

ここから激しい銃撃戦へ…

驚くほどタリバンの動きは早くそしてどんどん追い詰めていく。

次々と命を落としていく仲間…

最後生き残ったマーカス。川で水を飲んでいるとアフガンの村人に見つかってしまう…
この時さすがに一巻の終わりだと思いました。
しかし、この村人はマーカスの命を救いました。

その後、タリバンにマーカスを匿っていることがバレてしまう。
タリバンとの銃撃戦になり、命を落としてしまった村人も…

最終的にはアメリカ軍がマーカスを救出しました。
こうして命を救われたマーカス。なぜ村人はマーカスを救ったのか…

エンドロールにこんな文章が



「パシュトゥーンの掟」に従い、アフガンの村人たちはマーカスを助けた
いかなる代償が伴おうと敵から逃げる者を守り抜けと掟に定められている

この掟は素晴らしいと思いました。敵から逃げる者は守り抜け!自分たちだって殺されてしまうかもしれないのにマーカスを助けた村人たちには頭が上がりませんね。


最後にエンドロールでは実際にこの作戦に関わった方々の写真が流れ、僕はもう涙でした。こういう作品はリアルだし、勇敢に戦った人たちを忘れないためにもこうやって映像に残すことはすごく大事だなと思います。


最後に印象に残ったセリフで締めます。






「決して戦いから逃げない」
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