このレビューはネタバレを含みます
実話ベースの映画で「主人公が助かるのがわかってるから緊迫感がないんだよね~」などという、頭を抱えたくなるような評を見かけますが、それは全くの的外れだということを改めて感じました。 重要なのは「誰が生き残るのか」ではなく「どう生き抜いたのか」。 それは冒頭のシーンからもう示されていますし。
銃弾という名の死の雨の土砂降りの中、次々と倒れてゆく仲間の屍を越えて生き抜いた男の姿に胸を震わせずにいられない。
ラストの「ありがとう・・・ありがとう・・・」に号泣せずにはいられない。