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ファインディング・ドリーのエスのレビュー・感想・評価

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)
4.4
今回もとっっっっても良かった!!
とにかく10年も経つとグラフィックがめちゃくちゃ進化してて、オープンオーシャンだったりサンゴ礁だったりに序盤から思わず息を忘れるほど見とれてた。ピクサーはこれからもどんな世界を魅せてくれるのだろうか……

今作で誕生したベイリーやディスティニー、ベッキーを主とした新しいキャラもほんとに愛らしくてすぐに大好きになったんだけど、群を抜いてハンクが大チートで最強でめちゃくちゃ面白かった。前代未聞のタコのカーチェイスぅ……

そしてまた落ちる時の「what a wonderful world」が秀逸すぎていてシンプルに感嘆が漏れた(笑)超好き。

そんな中で見えてくるのが、ドリーの記憶に関してだったり他の生き物たちの目が上手く見えなかったり、足が1本なかったりの「障がい」についてで、とても扱うのが難しそうな題材にもかかわらず作品に上手く溶け込ませ、「個性」としてポジティブに描くところが本当に素晴らしいなと思った。この映画は向き合えば向き合うほど深い。込められた熱意がただものじゃない。

前作からの愛情も兼ねてクラッシュ達との再会シーンだったり、ニモの成長っぷりだったり八代亜紀の立ち位置だったり、世界観、音楽、家族愛…大好きだと感じた部分はたっくさんあるんだけど、ラッコちゃんとかいうニューキラーがありえないほど可愛すぎて気持ちが全振りし頭を抱えてしまった。ベビードリーに負けず劣らず……一生見てられるど……

そしてさらに驚いたのが、この前初体験したシーライダーがまさかこの舞台だったこと。充分楽しかったのに、見た後だとまた愛着だったり見方が相当変わってるんだろうな〜〜〜〜!楽しみ!!!

最後に、ギル達はまだ出てなかったのか……?!1年間も??前のエンディングは幻であったのだろうか……何にせよ安全な元に保護されて楽しい余生を過ごしてくれるなら本望です🥺「でどうする?」で伝わる面白さが嬉しい。

個人的に声優がちょっとだけ変わっていたところが切なかったり……
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