えり

キャットフィッシュのえりのレビュー・感想・評価

キャットフィッシュ(2010年製作の映画)
4.0
初めはCheatersを見るような面白半分の感覚で見て、ネットでの恋愛は怖いなぁと思ってたけど、1つ1つのエピソードやシリーズを見終わるうちになんで人を騙すようなことをしたのか。
そのきっかけを知れたり、人の過去を知れたり、自分を振り返っている姿を見て、人って一つの小さなきっかけが大きな結末を引き起こすんやなぁって思った。
自分の過去のことを思い出すだけでも嫌なのに、テレビでそれを打ち明けて、振り返って、新しい自分に出会えて、、、人に嘘をついて騙すのは最低だけど、自分を振り返って乗り越えていく姿を見るのはどんな人よりも強くてかっこいいと感じた。

2人のオンラインでの出会いを現実でも繋げて、見届けて、その後2人がどう言う道を歩んでるいるのかっていうのも最後に教えてくれるのは、自分たちもcatfishのクルーの一員になれているようですごく嬉しい。

自分に自信が持てなかったり、過去の自分をひきづって、違う自分を名乗ったり全く違う人になってみたり、そう言う気持ちは自分にも経験があるからわかる部分が多かった。

恋愛する時において、顔は関係ないって思ってたり言うことはあるけど、やっぱりある程度容姿も大事って言うのは言葉で言うよりこの作品を見て実感した。

支えてくれる人がいるから、前に進めるって言う言葉すごく胸に響いた。

慎重派で感情的になりやすいのマックスと楽観的で少し嫌われ役?のニーヴのホームビデオ40分がたまらなく好き
えり

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