寄生獣 完結編のこけらのネタバレレビュー・内容・結末

なんでも許しちゃう、駆けつけちゃう里美どういう女子高生なんだ。ラブストーリー、親子の物語みたいなのをメインにしたかったのだろう。私としては寄生獣に求めていたものかどうかと言われると微妙だった。ミギーとのお別れは悲しい。序盤の味噌汁作るシーンが愛おしすぎたからかもしれない。
新一がミギーと混じって変わっていったように、ミギーも新一に影響されて丸くなって思いやりのある存在になっていくのがとても良い。無機質な話し方から人間味を持ち出す右手の寄生生物とかいう謎の役を演じ切る阿部サダヲはすごい。
後藤の出生や行動原理が人類抹殺だけなのが怖い。みんな納得できたのだろうか？
放射性物質が明確な弱点であるという伏線はあってもよかったのではないだろうか。