Donatello

寄生獣 完結編のDonatelloのレビュー・感想・評価

寄生獣 完結編(2015年製作の映画)
3.7
そんな訳で完結編ですけども、そもそも最初から二本なら前編・後編で良くないかコレ、思ったの僕だけですかね。いや、僕のような凡人には分からない、「前後編に分けると観るのやめちゃう人がいる」というマーケティング結果でもあったのかもしれませんが。
でも、僕なんて夜中の3時に前編見終えて、翌日には完結編観に行く気満々でしたからね。寧ろそのままどっか上映してるとこないか探す勢いでしたからね。
完全に術中にハマってますね僕。
別にネットで「完結編の橋本愛ちゃんのベッドシーンは…」ていう書き込みをみて、「え!その時ミギーは何してるのっ?」という一点が気になってしょうがなかった訳ではないです念のため。

しかしアレですね。全体通してよくもまぁこんな話考えるよね、って物語ですね。
右手が意思を持つぐらいは、仮に思いついたとしても、なかなかどうしてココまでの物語思いつかないですよ普通。ラストは適当にミギーが親指立てながら溶鉱炉に沈んでく感じでいいんかなぐらいしか考えつかないですよ普通。
終わり方までスッキリとしてていいなと。僕は面白いと思いましたね。素晴らしい特殊効果と相まって映画としてよくできてるなと。
劇場で観てた時に近くの席の男女3人組の男の子が紅一点の女の子にラブシーンの所で「下半身からミギーがっ!」って言った所が面白かっただけじゃないんです。

こういう高レベルなVFXが多用される映画が邦画でも増えていくんだろな、という事をなんとなく感じとる事が出来たという意味でも、僕は評価したい。

…地球上の誰かがふと思った。
でももう少しお色気があっても良いのではないか。
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