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20世紀少年 <第1章> 終わりの始まりのkmtnのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

死ぬほど叩かれていたが、今改めて観ると死ぬほど叩かれるほど悪くもないけれど、確かに面白くはない。
叩かれていた大きな理由は、当時あまりに宣伝されすぎていた為、それに対しての反発もあっただろうし、ドラマ的すぎる相変わらずの堤演出、タレント出演が多すぎてバラエティのコントみたいな雰囲気などか。


景気が悪いのもあるでしょうが、最近はこういう邦画がすっかり減っていますね。
豪華ではあるが、その豪華さが映画のクオリティではなく、キャストの出演代に使われている感じ。


原作に当時かなり熱狂した身からするとやはり残念な映像化ではある。
が、1番最初に書いた通り、死ぬほど批判するほどでもない気はする。
2部と3部を観るかは悩み中です。


後、2023年の感覚で見るとロック感が古すぎるのもネック。
2008年の段階でディランも、マーク・ボランも相当古かったが、まだギターロックは欧米含めてそこそこヒットがあった時代。
それが今やロックバンドはほぼチャートから消え、ヒップホップやKPOP全盛の現代の感覚で見ると「ロックが世界を救う」という世界観が根本的に理解しづらいし、カッコ良さを共感できない。


一つ前に見た、紙の月でいい仕事をしていた石橋蓮司が出てきてちょっと嬉しい。
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