女の子なら誰もが一度は胸をときめかせたことのあるプリンセス、シンデレラ。
意地悪な継母と義姉達にいびられ続ける可憐な女の子が、ある日舞踏会で出会った王子様に見初められてプリンセスになるなんて！
超有りえないんですけど（真顔）。
そう思ってしまう私は現代社会に追われ夢を忘れたアラサーＯＬです、はい。
さて、そんな女子が大好きなシンデレラの実写版です。
手がけるはもちろんディズニー。
その時点で名作になることを余儀なくされています。
こっちも見る前からやたらハードルは上がるというものです（悲しい性分）。
感想を一言で申し上げますと、
「意外に斜め上だった」。
大枠は王道なんですが、童話やアニメに比べるとかなりキャラクタ達の背景を書き込んでくれたかな～という印象です。
舞踏会でいきなり出会って一目惚れ！即結婚！
という、なかなか乱暴なアニメ展開じゃないんですね。
実は舞踏会の前に二人は森で出会っていて、何かちょっとお互い気になっちゃうな～という伏線が何だか嬉しかった（笑）。
シンデレラが幸せだった子供時代を、意外と時間を割いて描いてくれたのも良かったし、ケイト・ブランシェット演じる意地悪な継母が、時折垣間見せる何とも形容できない表情も良かった！
正直、リリー・ジェームズ演じるシンデレラ以上に、継母ブランシェットの表情が印象に残ってるシーンが多かったな～。
王道に忠実、だけどそれだけじゃない。
勇気と優しさに溢れたシンデレラ、ぜひご体感下さい♪
以下、どうでもいい感想
エラが馬車を降りた後の宮殿まで続く階段が、いくらなんでも長すぎィ！と突っ込んだのは、私だけですかね…(゜-゜)
あの階段を12時の鐘が鳴り終わる前に駆け降りるなんて、エラちゃんどんだけ健脚なのよ…(゜-゜)
