2024-94
幸せに暮らしていたエラは母親を亡くし父親と2人きりに。父は再婚するが、エラは再婚相手とその娘たちからひどい扱いを受けながら過ごしていて……。
久しぶりに観た。
両親に愛されて育ったエラ。継母とその娘たちから酷い扱いを受けても大丈夫だったのは、両親と過ごした幸せな思い出があるからだろうな。
孤独で見下されている女の子の夢のような物語。こんな話あるわけないけど、女の子なら誰もがあったらいいのにと一度は思ったことがあるんじゃないかなぁ。
ケイト・ブランシェットの悪役がハマりすぎてる。ただの嫌な継母でなくどこか気の毒な人感がある。
継母も可哀想な人だなと思う。エラをいじめる理由の根底にあるのは自分コンプレックスなんだろうなって。心が醜い自分を自覚しつつも、美しい心を持つエラに嫌がらせをすることで偉くなった気になると同時に自分への嫌悪感を誤魔化そうとしてるのかなって思った。そう考えると継母の人生こそ悲劇だな。