「2001年宇宙の旅」などの名作を残したスタンリー・キューブリック監督の作品の一つ、「シャイニング」の魅力と謎について研究者たちの独自の考察を披露する作品。
これは映画なのか、という点においてかなり疑問を感じましたが、研究者たちのキューブリックに対する尊敬や興味を披露しており、キューブリックの他の作品との比較などから、「シャイニング」という作品を異常なまでに研究していることがうかがえました。
「シャイニング」の1シーンをコマ送りしてその映像の意味を解説するところはまさしく変態でした(褒めています)。また、何気なく作品の中に映っているワープロや缶詰、絵画などに意味を見出すところは、「俺はこんなにシャイニングを研究している」という自慢しているように見えて、非常におかしく感じました。
映画としての面白みは全く無いので、「シャイニング」やスタンリー・キューブリックが好きな人のみ楽しめる作品だと思います。私には合いませんでした。
鑑賞日:2022年10月10日
鑑賞方法:Amason Prime Video