タカシサトウ

死んでもいいのタカシサトウのレビュー・感想・評価

死んでもいい(1992年製作の映画)
3.6
 名美(大竹しのぶ)と英樹( 室田日出男)の夫婦の間に、信(永瀬正敏)が入り込んでくる。

 名美が信を受けいれることや、信が英樹を殺そうとするのも解せないけれども。

 でも、3人がそれぞれいいので、2時間近く、最後まで観れてしまう。

  大竹しのぶの引き込む力が凄まじい、可愛げと腰の据わった感じがあり、さすがと思える。永瀬正敏も、この頃の若いが故の無軌道ぶりが光る。室田日出男は、ちょっと気の毒な役が悪くない。

 石井隆監督だから、こういうどつぼにはまる話が、得意なのだろう(2024.1.3)。