このレビューはネタバレを含みます
機動戦士ガンダムUCの最終話。
ラプラスの箱のあるインダストリアル7のメガラニカへ向かうネェル・アーガマ一行。
追いかけてくるゼネラル・レビルからのバンシーと、待ち受ける「袖付き」の舞台。
しかも連邦軍には全てを闇に葬る切り札があった、、的なお話。
袖付きとの交戦では、
懐かしいMSがふんだんに出てきます。
エコーズ仕様でスナイパー・アイの付いたジェガンはハイパーバズーカランチャーを装備してたり、
「逆襲のシャア」でクェスが乗っていたヤクト・ドーガが改修されて、カラーリングを変えて登場してたり、
ネェル・アーガマに取り付いたガルスJの発展機シュツルム・ガルスはケンプファーの使っていたチェーンマインを使ったり、
ガランシェール隊のギラ・ズールがスキウレに乗ってたりと
マニアを唸らせる展開(笑)
他にもリゲルグとか、ザクIIIとか、ガ・ゾウムとか、ズサとかのZZのMSがいっぱい出ます。
連邦軍も良いですね。
本部基地がいつの間にか北米のシャイアンに移動してて、そこを警備するのが、
ΖプラスA1型や、グスタフ・カール(!)。
グスタフ・カールなんて「閃光のハサウェイ」に出てくる機体ですよ。
「閃光のハサウェイ」がUC0105年なので、先行型になるのかな。
と、ちょい出てくるザコいMS達も素晴らしいのですが、目玉となるのはやっぱり、ネオ・ジオングとシルヴァ・バレト。
シルヴァ・バレトは平たく言えば、ガンダムヘッドのドーベン・ウルフ
狼男退治から名前を取っているのかな。
まあ、あっという間に堕とされます(笑)。
ネオ・ジオングは正直スタッフの悪ノリだと思ってます。どう考えてもあの状況下のネオ・ジオンにアレを開発できるような資金や、技術はないでしょう。
ないからこそ、シナンジュは連邦からパクって来たんだし。
ストーリーはGood。
マリーダの戦死シーンも良いし、シャイアンに乗り込んでいくブライトも良いですね。
そして、遂に明らかになるラプラスの箱。
まあ、小説版を先に読んでいたので、ビックリとかはないですね(笑)。
でも、ラストちょい前の例のシーンには驚きました。
あれはあれで良いと思います(謎)。
このシリーズはやはり傑作ですね。