リーリー

イバラード時間のリーリーのレビュー・感想・評価

イバラード時間(2007年製作の映画)
2.0
この人の絵には、物語がある。
開いた扉。走り去る女の子。波打ち際に停めてある船、始まりも終わりもない物語。
語らない物語。言葉のいらない物語。

今まで、絵やマンガでしか見れなかったそんな世界が、動くなんて❗️ってすごく楽しみにしていたのに。。

せっかく動かすのなら、もうすこし、凝ってほしかった。とくに、音楽、効果音。あまりにひどすぎる。これなら作らないほうが、よかったと思う。
画集を見て
(これが動いたら、どんななんだろう)
って、もどかしく思っていたほうが全然いい。


この映画?をみて、再発見したことは、彼の作品は、もどかしくて、その先が知りたくて、だけど知ってる気がして。。
って、動かない絵をみて思うことに楽しさや価値があるんだな。ということ。
すごく楽しみにしていたぶん、ショックでした。
リーリー

リーリー