本当にあった話なんだ…
「ディープスロート」という伝説的なポルノ映画に主演したリンダ・ラヴレースという女優の伝記的作品。
チャックというどうしようもない夫かつプロデューサーとの、出会いからがしっかり描かれており、アマンダ・セイフライドの体を張った渾身の演技が見られる。
ただその伝説を知らない自分にとっては、アマンダファンのための作品という要素が強く、内容については正直退屈なところが多い。
キャストはなかなか興味深く、「氷の微笑」で世界中の男性を誘惑したシャロン・ストーンが、娘のポルノ出演に嫌悪感を表す母親を、そして「ターミネーター2」で人間の心を持たないT-1000役を演じたロバート・パトリックが人間味あふれる優しい父親役を演じているのが非常に面白い。