このレビューはネタバレを含みます
旅の途中で出会った人々に、物語の続きを語ってもらい、それを再現した映像や、撮影の合間の光景や移動風景を、はさみながら進行していく。
ラスト、やたら殺される話の展開や、魔法の話が出てくる子供たちの語りによって強制的に物語が終えられ、新たな魔法のトラの話が始まる。
子供の無邪気さは可愛らしくも、残酷なことを、犬へのイタズラシーンも混ぜ込みら映画は終わる。
非常に面白い仕掛けで、語り「継ぐ」という作業を通して、旅が行き当たりばったりのようで繋がっていることを示していく。
見応えがあってよかった!