母が入院している間、祖父の家で夏休みを過ごす冬冬とその妹を描く。
ひと夏の出会いと別れを描く。
毎年の夏の定番になりそうなぐらい好きな作品。
子供の視点で、母の病気への不安、慣れない土地での友人関係、また妹とのあるあるネタっぽい関係性は観ていて面白い。
自分は1人子で親戚も少なかったので、この映画のような田舎にいって生活する夏休み感は味わったことがないので、
映画で疑似的に体感することができるのはありがたい。
キャラクターも少し癖はあるが、物語の邪魔にならない程度でしかないのもポイント高い。
台湾の田舎の夏という日本とは少し違うテイストを味わうことができる。
食べた鶏の骨を床にポイポイと捨てたりする光景や、大勢での食事シーンはお手軽海外旅行を味わうことができる。
水牛に草あげて放置していたら、どっかいったとか。裸で泳いでいたら服がねえ！とか。
ホッコリしつつ、笑える、適当な作品でした。
ちょっとだけエドワードヤンも登場します。
