そら

午後3時の女たちのそらのネタバレレビュー・内容・結末

午後3時の女たち(2013年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

たまたま目に止まり、
共感できそうな内容な気がしたので観てみました。


結果。

理解できなくはないけれど、
なんか違った。


主人公レイチェルが、
自分を満たすことにしか興味のない人に思えて、最後まで好きになれなかった。


自分の欲求を満たすことに固執するのは悪いことではないけれど、
もう一人の女性、娼婦マッケナが、
ちゃんと他人を愛しむことのできる
優しさに溢れた大人な女性だったから、
レイチェルの行動が、余計に子供じみて見えた。


もしマッケナの存在がなかったら、
もっとレイチェルの悩みに寄り添えた気がするんだけど。



性的描写はほとんどなかったけど、
この二人の女性は
おそらくセックスの内容も対照的だと思う。


マッケナを見ることで、
自分に足りない部分に気づき
夫婦関係を再構築しようするラスト。

そこもちょっと薄っぺらかった。



ただひとつ
共感できた部分があるとすれば、
冒頭のレイチェルのこの言葉。


"セックスするなら午後3時がいい。
夜は嫌。
真っ昼間にカーテンを閉めてするのが好き"


うん、
これは分かる気がする。


多くの人が働いている時間にセックスをすることで得られる"優越感"と"少しの背徳感"。


ちょっと状況は違うけど、
年イチあるかないかの機会で昼間から飲むビールは、悪魔的な美味しさだから🤣


そういうことだよね?笑
そら

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