すい

フォックスキャッチャーのすいのレビュー・感想・評価

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)
4.0
オリンピック金メダリストでありながら、人望も才能もある兄の影の存在となっているマーク。ある日彼のもとにデュポン財閥のジョン・デュポンの代理人を名乗る人物から電話が。デュポンはマークのスポンサーになると持ちかける。

2歳のときに両親が離婚し、住む場所も転々とし兄以外に頼れる人のいないマーク。レスリングは下品だと母に拒絶され、強烈なマザコンを温め続けたデュポン。愛着形成って大事なんだな、と改めて思う。

スティーブ・カレルの演技が怖い。”鳥類学者 収集家 博愛主義者”を執拗に言わせるシーン印象的。絵画室でのマークとのトレーニング、そういうことだよね。デヴィッド・ボウイのFameが耳に残る。
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