円柱野郎

コードギアス 亡国のアキト/第3章 輝くもの天より堕つの円柱野郎のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

当初全4章と発表されていた「亡国のアキト」シリーズが今作公開時に全5章になったことが発表されたので、この第3章は丁度中間地点のお話。
というのが関係あるのかどうかはわからないけど、話としては完全に休憩回、そして後編に向けてのネタ振りに終始した感じの展開でした。
打ち解けたワイヴァン隊の「いつかみんなで日本に」という、フラグとしか思えない台詞…。
悪い予感しかしないw

前作の終盤に登場したジュリアス・キングスレイの正体はやっぱりルルーシュ。
といってもシャルルのギアスに記憶を書き換えられているので、本人はキングスレイのつもり。(たまに錯乱してますが。)
主人公・アキトのユーロピア側が休憩回だった一方で、ユーロ・ブリタニア側は策謀うごめき忙しい。
日本で言えば戦前の統帥権を笠に着たようなキングスレイの物言いは、人間の歴史でよくある権力の駆け引きの話で例えが分かりやすい。
シンのクーデターで事態は加速するけれど、いまだシンのギアスの能力がハッキリしないので先は気になるところ。

そして見せ場はスザクの駆るランスロットと聖ミカエル騎士団とのバトル。
アレクサンダも奇抜で面白いけど、やっぱりランスロットは直感的にカッコイイなあ…。
円柱野郎

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