ゴリラ

結婚前夜 マリッジブルーのゴリラのレビュー・感想・評価

結婚前夜 マリッジブルー(2013年製作の映画)
3.0
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 あらすじ
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マ・ドンソク、おティンティン丸出しの状態で痴話喧嘩に巻き込まれる
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 レビュー
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マ・ドンソク出演作34本目観賞

監督は賛否両論の問題作『キッチン』のホン・ジヨン!

ジャケ上部、美男子に挟まれる美女……

あれ?なんかヤな予感するな……

ってまぁ、
『キッチン』が問題作だったとはいえ同監督の『あなた、そこにいてくれますか』はそれなりに楽しいタイムリープ系ラブロマンスだったわけで、『キッチン』再び!みたいなことはないっしょ!

いや~どんな作品か楽しみだなぁ~

■『キッチン』再び■

はぁ~~~~!?
どいつもこいつも、なんなん!?

いっそ副題『マリッジブルー』じゃなくて『脳内お花畑ピンク』に変えろ!!!

オメーらに食わせる小分けにされたお洒落な小皿に乗った色んな味か楽しめて、「どれから食べるか迷っちゃ~う」系の料理は、ねぇ!!

結婚前に済州島一人旅いって婚約者いるのを黙ってミステリアス系イケメンとアバンチュールだぁ~!?
いっちょ前にマリッジブルー気取って、散々二人を傷つけて何ハッピーになってだよ!?
って、一番作品の中で好感もててた現実思考のシェフもナニ爽やかに二人の幸せ見届けてんだよ!お前は一体何を考えてるんだ??
揃いも揃って頭ん中お花畑なん!?
『楽園の夜』のチョン・ヨンビに三人まとめて蜂の巣の刑じゃ!!

おい!泌尿器科女医!
お前もそのクズに散々な思いさせられて何で結局そいつ選ぶんだよ!?

おい!ウェディングプランナー&病院受付カップル!
人様の結婚式でナニ主役奪ってんだ!
ウェディングプランナーが一番しちゃダメだろ!

おい!花屋マ・ドンソク!
コイツらの頭ん中の花を刈り取って、お前の店でバーゲンセールしたれ!!!

そして、お前ら花屋&ウズベク人カップル!!!

えっと~~
そうだなぁ…

幸せになれよ!
アバヨ!

■お詫び■

ふぅ~…
かなり取り乱してしまったな……

ネガティブレビューしてしまったことをお詫びいたします

いや、まぁ正直そこまで怒ってるわけではないんだけどね(笑)

『キッチン』の監督さんってのは分かってたし、登場人物に共感はできなかったがそれなりに群像劇を楽しめたかな

■マブ論■

本作のマ・ドンソクはボティブローもタックルもいたしません(そりゃそうだ笑)

ナイスバディ美人ウズベク人と婚約し、美女にタジタジになり、時に嫉妬し、時に疑心暗鬼になる甘甘マ・ドンソク

『悪人伝』レビュー内のマ・ドンソク映画レシピにも書いたが、マブリー映画に必要な甘さの量は小匙少々ぐらいがちょうど良い

『無双の鉄拳』の一人でバースデーケーキの火を消したり、『守護教師』で体を丸めてクレームゲームをしたりする姿に可愛気を感じるのは、破壊神マ・ドンソクの暴れっぷりとのギャップを感じるからだと思う

ボディーブローやタックルは言ってみれば甘さを引き立たせる“塩”のようなもの

人の好みによるが、個人的には甘甘のマ・ドンソクより、塩の効いたマ・ドンソク映画が好みかなぁ

■まとめ■

そもそもオッサンが観るようなタイプの映画ではないので観たほうが悪いんだが、やはり口には合わず
ただ、オムニバス系の群像劇は嫌いじゃないのでそこまで退屈するような感じではなかった

タジタジ甘甘マ・ドンソクを観たい方にはおすすめ

しかし、この映画の最大の被害者は泌尿器科医の元旦那だろう…
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