ホンジヨン監督で秀フィルム製作。
同じ布陣の「ニューイヤーブルース」の、実は8年前に撮影されている作品。
正直、似ています!同じです!・・設定は少し違います!
2013年なんですから、こっちの作品になんら罪はありません!
だってさ、それにこれ原作は製作元の秀フィルムのミン・ジンス代表だもん。
監督に責はない。
おおよそ4組のカップルがいます。
近所で絡み合いながら変化と進化。
まあキャストは豪華!
うち一人は外国籍女性ってのも「ニューイヤーブルース」の下敷きです。
そう「ラブ・アクチュアリー」的ですがね・・ここまで来ると庇ってるみたいな画ですが!
ただそれぞれ根っこにある伝えたい部分って違ってるとは思います。
今作はとにかく《結婚》という地球上で人間のみが行う異様な契約について、あるあるを交えつつ考える映画ですわ。
表面に浮かぶエピソードは非常にコミカルだし日本でもよく聞く話だし、観ていてストレスはないと思います。でも奥には・・
そもそも相手のことってどれだけ知ってるの?
じゃあそれって知らなくちゃいけないことなの?
ただの嫉妬って見苦しいけどそれでいいならいいんじゃない?
何年付き合ったら結婚しなくちゃいけないとかルールってないよね?
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本来・・多くの映画はそんなに多くの出演者を使わずに1~2組で悲喜こもごもを伝えるわけですけど、古いけど「男女七人夏物語」よろしく鎌田敏夫さんが作ったこの人数の色々って、誰でもどこかに共感を得られるというか、映し鏡のようなものが出てくるもの。
対比も付けやすいしってことなのかな。
カップルA
テギュ(キム・ガンウ〈元野球選手 現コーチ〉)
ジュヨン(キム・ヒョジン〈泌尿器科医師〉)
カップルB
ソミ(イ・ヨニ〈ネイルアーティスト〉)
ウォンチョル(オク・テギョン〈シェフ〉)
ギョンス(チュ・ジフン〈済州島で出会う・・・〉
カップルC
ゴノ(マ・ドンソク〈花屋さん〉)
ヴィカ(Guzal Tursunova〈アクアリウムダンサー〉)
カップルD
デボク(イ・ヒジュン〈泌尿器科 課長〉)
イラ(コ・ジュンフィ〈ウェディングプランナー〉)
どのカップルも良いんですが、チュ・ジフン良いっすね。
ファンの人は必見の若かりし頃!!
マ・ドンソクさんは安定の存在感!!w
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