このレビューはネタバレを含みます
勧善懲悪の必殺仕事人。
報いを受けるは犯罪者で市民は一人も殺されない。
デンゼルのピンチになるシーンはものの数分、デンゼル無双の映画だった。
アクションに進む前のワンシーンがとても印象的だった。
主人公の奥さんはすでに亡くなっている。
主人公は夜眠れないときに近くの喫茶店で本を読むことがライフワークとなっているようだった。
その理由は奥さんが本が好きだったようだ。
この本を読むことがライフワークとなっている経緯をクロエ・モレッツに話したときの会話の一つに
「今度あったときに読んだ本の話をしようと思って」
過去を引きずるでもなく、奥さんの死を直接的に感じさせず、そしていずれ訪れる自分の死についても希望がある、そんな非常に良いセリフだった。