アラカン

イコライザーのアラカンのレビュー・感想・評価

イコライザー(2014年製作の映画)
4.0
完璧主義の殺し屋はやはり男のロマン。

漫画小説映画どんな創作でもやはりめちゃ強のイケおじの色香にはあてられてしまうもの。
デンゼル・ワシントンから醸し出される初老独特の包容力と淡々とした冷徹さのギャップは少年漫画脳には刺激があまりに強い。敵の工場に正面から乗り込み銃口を向けられた際に、冗談めかした笑顔から一瞬で銃を取り上げる承太郎もびっくりの素早さと正確さには惚れ惚れさせられた。ただ敵さんもスペツナズ出身ということでもうちょい頭使っためちゃんこ強い人なんかなとか思ってたけど、穴まみれの作戦で本人が活躍することなくフルボッコにされてたので正直「あれまぁ」という感じだった。まあそもそも主人公が強すぎるだけで、おっさん一人に対して銃持った実戦経験積みの兵士何人も連れてたら作戦とかそんな練っていなくても「イケるかも」とは確かに思うか。
ジョン・ウィックもジェイソン・ボーンもジェームズ・ボンドもかっこいいがやっぱり皆ボロボロになって「危ういか?」となるシーンがある。こんくらい圧倒的な存在もやはり欲しくなっちゃうのが男の性ってもんだなあ。
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