このレビューはネタバレを含みます
動機が弱く、ゆったりしたテンポのジョンウィック
〜あらすじ〜
いつだって渋いデンゼルは元CIAの凄腕エージェント。でも過去を隠しホームセンターで働いていて、そんな素振りは少しも出さない。夜になると近所のダイナーで読書をするのが趣味。
同じくそのダイナーの常連客がクロエ・グレース・モレッツ演じるコールガール。
デンゼルとは二言、三言話す程度の仲だがデンゼル、どうも彼女のことが気になるご様子。
そしてどうやらクロエは元締めのロシアンマフィアとトラブっている様子で…
デンゼルの怒りが火を吹くわけです。
〜ネタバレ感想〜
無双状態のデンゼルはカッコいい!
アクションも素早く、ナイフ使いだったりなんだかプロっぽさを感じる!
敵のやられっぷりも良いし、スカッとするよ!
でもね、そんなに深い関係でもないクロエのために、かーなーり、大きいロシアンマフィアを壊滅させるデンゼルになんとも乗り切れない思いも…
確かに、そんなに建て付けを求めるジャンルじゃないとは思うんだけど、その割には序盤ではゆっくりと、デンゼル含め情景描写が丁寧。
だからしっかりした作りの映画なのかな、と思いきやその割には周辺人物との関係性は希薄なまま、アクションに突入、無双モードONといった感じの映画。
もっとどちらかに振っても良かったんじゃないかなーと言った感想でした!