このレビューはネタバレを含みます
面白かった。
かなり丁寧に主人公の周囲環境を
描いていたのが良かった。
最初に好感を抱けるキャラとして
しっかり時間をかけていたので
その後の反撃のシーンがスッキリする。
「たった一人の男に巨大な組織が翻弄される」
という、構図と展開が面白いので
戦闘シーンが少なくても
その後の「結果、敵が焦っている」が
しっかりと用意されているので
満足感が高かったです。
主人公の過去について
もっと知りたいと思いましたが
性格や価値観が描かれていた分
最終的には問題無かったです。
途中の元上官に許可を取りに行く件
めっちゃ良かったです。
主人公らしさがあって好きでした。
あと、友達が警備員になったとき
「これは…」と不安になってしまいましたが
意外と大丈夫だったので心配無用でした。
残酷に殺されて主人公ブチ切れみたいな
展開も面白そうですが、
あのおデブええ奴なんで生きてて良かった。
