かっこよすぎる、デンゼルさん。ホームセンターでのラスト、まあ、設定が安易過ぎはするが、かっこよさは減じない。
こういうのがいい。重火器使用して破壊しまくるのではなく、静かに躊躇せず、勧善懲悪。アメリカ映画っぽいものの、デンゼルさんの禅僧のような質素さ。きっと、監督やプロデューサー、脚本家などのうち、誰かが禅に興味があるんちゃうか?あるいは、ライフハッカーか?
あー、気持ちよかった。
2015-04-15 レンタル
一日置いて、この映画のメッセージに気がついた。
主人公が何度も言う言葉、「きみはなりたいものになれる」
これは、今のアメリカの状況を示しているのではないか。もちろん、なりたいものになれない状況だからこそ。
高校生が大学へ行こうとしても、一部の人しか行けず、軍に入れば奨学金を出すと言ってリクルートされても、一向に大学には行けないような現実。
お金がないと医者にも行けないアメリカ。
そんな状況を背景に主人公が言う。
「きみはなりたいものになれる」
そんなメッセージを感じた。