カプカ

GODZILLA ゴジラのカプカのレビュー・感想・評価

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)
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レジェンダリー製作ゴジラ1作目ということでゴジラが出てくるまでを溜めて、人々が怪獣という存在を初めて認知し見上げる演出を様々な状況で見せることでわかる巨大感と日常が壊れていく姿。
暗すぎるのは多少残念でしたがゴジラがこれでもかとカッコよく戦う姿最高でした。

不思議な日本描写はしょうがないにしても、核兵器について語りたくないなら最低限以外は出さなければいいのにとは思った。
主人公が物語的に何の役に立っているのかわからない話になってしまっているが、怪獣を目撃する者の視点を観客に届ける役割としては良かった。

レジェゴジシリーズ見返して、こっちは大暴れしてくれるの楽しいんだけどやっぱり核の扱いはモヤるな
ギャレゴジでサンフランシスコに核落とすことに躊躇が無いし、KOMでゴジラを核で目覚めさせる以外もオキシジェンデストロイヤーってそんな風に扱っていいんだっけ?とか感覚違うんだろうなと感じる。

レジェゴジは核兵器普通に落とすのと、シン・ゴジラはそれだけはダメだとゴジラ以上にそっちをどう止めるかの違いや
劇中内に出てくる赤坂さんのセリフの「例えここがニューヨークであっても、彼らは同じ決断をするそうだ」というようにアメリカと日本だと核兵器に関する描写の感覚全く違うんだろうね。

レジェゴジシリーズはゴジラや怪獣が好きという所ではすごく繋がれてる気がするんだけど
中国資本も入っているハリウッド映画だからとか色んな理由があるからしょうがないことだけど、日本文化を理解してもらい繋がるというのは難しいんだろうなと感じる。
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