粗大

GODZILLA ゴジラの粗大のネタバレレビュー・内容・結末

GODZILLA ゴジラ(2014年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

映画としては面白いとはいえないけど、光るもの、惜しい部分も多く嫌いにはなれない作品

人間パートが大部分を占める、キャラとしてもストーリーも概ね嫌いではないが、冗長な感じがしたりそれぞれのパートの比重が偏っていたりと、描き方は下手な感じがした
ラスト30分までろくに怪獣は出ない

鉱山の中の卵はラドンオマージュか
怪獣たちの活動による影響や上陸の前兆の鳥の一斉移動等間接的な表現は上手くリアルだと思った
怪獣がガッツリ映る出番は少なく満足感は得られないかも
また怪獣たちの動き方が全体的に都合が良く、人間特に主人公たちに配慮してる感じが不自然だった
水爆実験の言い訳や渡辺謙の原爆の言及など少ないながら、日米双方の核の捉え方の違いを表現していたように思うが、一貫性はないかも(仕方ないけれど)
日本人でなくアジア人をモブに雇うということをしなかったっぽいのは評価できるが、それでも日本語のセリフとして不自然なもの、大根っぽい話し方をエキストラたちが喋っているのは気になったのでまだまだという感じもした

恐ろしさという点では日本のゴジラには勝てないと思うが、このモンスターバースゴジラもリアルなカッコ良さがあると思うのでかなりデザインとして好き
ムートーもコウモリとカマキリが合体したみたいなルックスは正直不自然なキャラデザだと思ったがいい具合のキモさは出せていた気がする

音の迫力もかなりある
質感も良い
画面が暗いがたまに絵になる美しい構図がありアガる

アーロン・テイラー=ジョンソンとエリザベス・オルセン美女美男カップルすぎる
粗大

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