真っ黒こげ太郎

トランスフォーマー/ロストエイジの真っ黒こげ太郎のレビュー・感想・評価

4.3
「人間ってのは過ちを犯すもんだよ…。(トランスフォーマーシリーズの不評とか)」

「でもその過ちから…時として素晴らしいものが生まれる事もある…。(「ザ・ロック」とか「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」とか)」

「信じてくれプライム…俺達の未来を…!(主にマイケル・ベイさんの今後とか)」

この後そのままお店に直行してレンタルした「ザ・ロック」や「ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金」を皆と共に鑑賞。
皆はマイケル・ベイさんを観直してベイさんの信頼は回復したのだった…!!!
めでてぇ!!!!!!!

ってそんな話じゃねーよ!!!wwwwwwwwww



前作で世界を救ったのに人間たちに狙われるハメになってしまったオートボット。

そんな中、発明好きなダメ親父のケイドはトラックを拾うがそのトラックはオプティマスプライムだった!!!!
オマケにオートボット狩りの軍隊がやってくるわ、手を組んだトランスフォーマーの賞金稼ぎも襲ってくるわでえらいことに!!!!

何とか振り切り、敵の正体を突き止めようとする黒幕を突き止めようとするケイド達だったが…。



ロボットアクション大作「トランスフォーマー」4作目。
例によって例の如く脂っこいドンパチを求めて観たぞ。

しかし、尺がインド映画並の超長尺!!
そして本作と次回作があっちゃこっちゃのサイトで酷評の嵐!!!
…恐らくマイケル・ベイさんがボロクソに言われてるのは本作の酷評と次回作の大失敗が理由なんだと思う。
(面白い映画もあるんだかr…って流石にしつこいですね…。)

でも俺は、何だかんだでベイさんは好きだし、ベイさんが嫌われている事実を未だに呑み込めない…。
そんなこんなで「一体どんだけ酷いんだろう…”トランスモーファー”とどっちが酷いんだろう…」と言った感じでかなりのゴミ映画を覚悟で鑑賞…。


…確かに長かったけど、俺的には前作よりは好きかな。
少なくとも思ってたより悲惨な映画でもなかったよ。

確かに尺は長いし、アクションまみれで観てて疲れる事請け合いだと思う。
脚本のガバガバっぷりも相変わらずだし、ダレ気味な場所も結構(特に中盤)多かった。

ただ、俺は期待値が低かったからか、案外楽しめた。
とりあえず2時間45分の間、意外と退屈はせんかった。

前作よりアクションの数が増えたからか、前作よりは間延びが少なくなっていたように感じた。
見せ場は満載だし、爆破アクションやロボットアクションは流石なクオリティ。
見ずらい見ずらいと散々言われてるロボアクションも前作より観やすくなってる気がした。
アクションも見事に脂っこさ満点で、ドンパチ成分沢山で潤いまくったぜ…。

登場人物も個性的で、会話シーンでも退屈はしない。
少々ドラマ展開はアレだったが。
でも後半、銃を構えるマーク・ウォールバーグさんの姿は「マイル22」を彷彿させてカッコ良かったぞ!!!
(しかし本作の酷評といい、「マイル22」の酷評といい、ウォールバーグさん主演のアクション映画は酷評が多い気がするのは気のせいだろうか…。)

クライマックスの中国大乱闘もアクションまみれで楽しめた。
チャイナマネーだがチャンネーだか知らんが、ドンパチできるなら何でも構わないぜ!!!

正直、腹の立つ人間の悪党はもう少し無残に死んでほしかったし(ロボ側の悪党は無残に死んだのに!)、ダイノボットさんももう少し活躍させても良かったんじゃないかなとは思う。
(そうなったら尺が3時間をオーバーしそうだがwww)

だが、ここまで脂っこいドンパチの大盛りは久々だったので何だかんだで楽しめた。
このシリーズの作風に慣れてきたのも大きいが。


正直ベイさん絡みの事で色々言いたい事はあるが、それは他のベイ版トランスフォーマーをキリが良い所までレビューした時用に取っておこう。

さて、残るは「最後の騎士王」か。
またドンパチ欲しくなったら観るか!!!w