hari

ヒックとドラゴン2のhariのネタバレレビュー・内容・結末

ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)
-

このレビューはネタバレを含みます

今作もトゥース可愛すぎた。
造形、仕草、性格何もかも完璧過ぎる。
特にラストのドラゴンレースで羊を奪い取った後に前脚の間からアスティを覗き込むように振り返るの so cute だった(でも前作でドラゴンから守られていた羊ちゃんたちが今作ではドラゴン未満の地位に格下げされていて可哀想で笑った)
トゥース、可愛いポイントありすぎて書き出したら止まらなくなりそう。何してても可愛い。とにかくトゥースを目で追ってしまう。

でもトゥースだけじゃなく、他のドラゴンも可愛かった。
犬の忠実さと猫の気ままさの配分と、知能と性格がそれぞれ違っているので可愛さも色々あってよい。

今作から登場したクラウドジャンパー(ママのドラゴン)、温厚で忍耐強い大型犬みたいで推せる。
赤ん坊あやしたり、欲しがるトゥースに食べ物を分けてあげたり、トゥースの行動を見守ったり、トゥースにかけられた雪をちょっと嫌そうにかけ返したり。弟分の面倒を見てやる兄貴感強くて萌えた。まさに猫と大型犬。
トゥースも懐いてるっぽくてよい。ダンスと歌に夢中なおじさんに頭蹴られてすごすご引き下がってどこに行くかと思えばクラウドジャンパーのところに行って、「蹴られたよ〜」みたいに頭さすってて可愛いい。そんなに痛くなかっただろうに笑

ストームフライ(アスティのドラゴン)も可愛い。優秀なアスティにふさわしい、指示を的確にこなす優等生なんだけど、ところどころアホ可愛いというかチョロさが見えて好き。エレットを気に入っておもちゃにしたり、命令なしで守ったり。人が良い(ドラゴンだけど)子なんだな、と。


ストーリーはちょっと粗さがあったけど良かった。
序盤の、父親からドラゴの人物像を聞いた後でも、話し合えば分かる論を展開して危険も顧みずにトゥースを連れて島を飛び出すヒックにはかなりやきもきしたけども…でも前作でドラゴンと共存できた実例と成功体験があるからそう考えてしまうのは分かる…

トゥース覚醒シーンはめっちゃ良かった。かっこよかった。あんな小さな体で…と思ったけどトゥースの種類ってドラゴン界でも上位の強さを誇るんだっけ?プラズマ放射できるし。
なんにしろヒックを守るためにあんなでかいボスに挑戦するの泣けた。トゥースは可愛いだけじゃないんだぞ、と分からせられた感じ。

映画観ただけだとドラゴンの生態が分からない。混乱する。
ボス次第って、ことでいいのかな?大食いの独裁系ボスだと巣に食べ物を献上しなきゃいけなくて(前作)、他個体操作能力持ちがボスだと今作のようになりかねないってこと?
hari

hari