いちじく

ヒックとドラゴン2のいちじくのネタバレレビュー・内容・結末

ヒックとドラゴン2(2014年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

族長になるのに腰がひけているヒック。
気晴らしに未開の地をトゥースと共に捜索しているとドラゴンハンター達に襲われ、ドラゴなる悪役の存在を知ることに。
村に戻りストイックに知らせると戦争の準備を始めだす。
ドラゴを説得しようと考えて飛び出したヒックは幼いときに死んだと思っていた母と再会する。母はドラゴンの楽園で生活していた。
ドラゴン使いの村の存在を知ったドラゴはヒック母の住むドラゴンの楽園を襲い、そこに住むドラゴン達をボスドラゴンを使って支配する。
その争いで操られたトゥースによって殺されてしまうストイック。
族長を継いだヒックはドラゴに襲われている村に戻り、支配されたトゥースを取り戻してドラゴとボスドラゴンを倒す。


こういう話だったら嫌だなぁ、、、と思うところに入ってしまった気がする。
ヒックの成長、村の発展を冒頭にテンポ良く見せて期待が上がるけれど、お母さんと敵のボスに関係がなく、2つの物語の軸が相互作用を及ぼすことなく終わる。ボスのスケール感は大きいもののあまり盛り上がらず。

「ドラゴンと通じ会えるその力は私に似たのよ。それがあなたという人間なのよヒック。私と同じ。私たちで世界を変えましょう。全てのドラゴンのためにもっと素晴らしい安全な世界を作るの」
お母さんがいけすかない事ばかり言っていたので後半で敵対するとばかり思っていたのに、、、
ニュータイプの選民思想みたいだ。

お母さんと会ったのって偶然?
・悪い強敵がドラゴンを支配しているので戦う。
・お母さんと再会して嬉しい。ドラゴンの楽園。
途中から2つの話に別れてしまったまま
進み、終盤で強引に繋げた感。ヒックが族長になる決意をするのが主軸なんだろうけど、お父さんが死んだだけ。トゥースに殺される意味が薄くないか?

なんでドラゴン使いの村の存在を知ったドラゴはドラゴンの楽園を経由した?直接行っても勝算高かったはずだけど。

お父さん死んでからトゥースを許すまでの間には族長になる覚悟決めただけ。いまいち気持ちが繋がってない。

なんでドラゴンハンターに父親の愛ドラゴンを託す?村に住むの?なんで?

羊の扱いひどくて笑う。
ラフがなぜかモテモテに。
いちじく

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