映画大好きザウルスくん

アウトレイジ・ギャングの映画大好きザウルスくんのレビュー・感想・評価

アウトレイジ・ギャング(2013年製作の映画)
3.5
どこかで見たことあるオヤジ俳優を集めたC級アクションサスペンス。意外とサスペンス要素が強かった。アクションの撮り方上手かったからもっと名に恥じぬ暴力映画にしても良かったのではないか…とは思いつつ個人的にかなり好き!何なら結末を知った直後に2周目した!笑

もちろんドルフ推しは揺るがないけど本作に関しては結構ヴィニー・ジョーンズが目立ってた印象。今まで特に思い入れがなかっただけにかなり記憶に焼き付いた!ザ・犯人な顔つきでミスリードを誘いつつ実は割と仁義に熱いというギャップが良かった!まあ結局悪人ではあるけどね笑

終盤の大型銃のドルフVS小型銃のヴィニーの対決は武器のセレクトがハマっててなかなか良かった!まあドルフはスナイパーの体勢で直立ノーガード撃ちしたり、ヴィニーは銃クルクルさせた渾身の一撃を不発(レイVSラオウ戦における南斗究極奥義断己相殺拳的な)したりなんかマヌケな絵面が多かったけど笑

ラストはブロンソン主演作『狼の挽歌』を彷彿とさせる見事な狙撃でした。ドルフって色んな映画で狙撃してるよね。身体的に大型銃が似合うからなんだろうけど個人的には若い頃の主演作『スナイパー/狙撃』でタイトルに反して1度も狙撃しなかったことへ対する贖罪の念があるんじゃないかと疑ってる。

ちなみに本作はエロシーンが結構多いんだけど、その中で売春婦のうちの1人が急にドルフとバチバチのタイマンをするという謎のオモシロ格闘シーンがあるからみんなぜひ観てほしい!笑