あきしげ

アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダーのあきしげのレビュー・感想・評価

2.5
“低予算の王者”
“大衆映画の法王”
“B級映画の帝王”

その異名を持つのは、
ロジャー・コーマン。

本作では製作として参加する。
400以上の作品を手がける。
映画界に大きな影響を与えた。
10セントすらムダにしない。
それがロジャー・コーマンだ。

『アタック・オブ・ザ』のタイトル。
『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』
『アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ』
『アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン』

そして、第四の『アタック・オブ・ザ』のタイトル。
『アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー』
ついにすべての『アタック・オブ・ザ』を制覇した。

チアリーダーが物語の中心。
女子大生が色気をバラ撒く。
三人のおっぱいが見られる。
主人公のおっぱい、
好敵手のおっぱい、
誰お前のおっぱい、
チアリーダーでの軽いノリ。
女子大生が青春を謳歌する。
三人のおっぱいは三者三様。

本作はとにかく頭を空っぽにする。
そこから本格的に鑑賞をするべき。
真面目に鑑賞をしちゃいけません。
あくまで軽いノリで鑑賞する作品。

女性が巨大化するというのは、
『アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン』
すでに似たような作品がある。

ただ、本作はもっと丁寧に作っている。
それでも低予算なのは言うまでもない。
ただ、本作は前述の作品よりマシです。

チアリーダーがキレイになる為に新薬を自分に投与。
その結果、一晩でパーフェクトボディの美人に変身。
そこから副作用で成長が止まらず巨大化してしまう。
主人公の変貌に嫉妬する好敵手も巨大化してしまう。
その結果、終盤ではキャットファイトを展開します。
チアリーダーの必殺技が冴え渡るバトルシーンです。

「必殺!巨乳の谷間チョップ白刃取り!」
本作で主人公が魅せた最大の見せ場です。
これを逃すしちゃいけないほどの防御技。

さすがはロジャー・コーマンの製作。
B級映画を地でいっている作品です。
『アタック・オブ・ザ』シリーズの中で、
一番エンターテインメントに徹している。
それこそロジャー・コーマンの製作。
暇つぶし程度には悪くない作品です。

RE-165
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