“低予算の王者”
“大衆映画の法王”
“B級映画の帝王”
その異名を持つのは、
ロジャー・コーマン。
本作では製作として参加する。
400以上の作品を手がける。
映画界に大きな影響を与えた。
10セントすらムダにしない。
それがロジャー・コーマンだ。
『アタック・オブ・ザ』のタイトル。
『アタック・オブ・ザ・キラー・トマト』
『アタック・オブ・ザ・ジャイアント・ケーキ』
『アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン』
そして、第四の『アタック・オブ・ザ』のタイトル。
『アタック・オブ・ザ・50フィート・チアリーダー』
ついにすべての『アタック・オブ・ザ』を制覇した。
チアリーダーが物語の中心。
女子大生が色気をバラ撒く。
三人のおっぱいが見られる。
主人公のおっぱい、
好敵手のおっぱい、
誰お前のおっぱい、
チアリーダーでの軽いノリ。
女子大生が青春を謳歌する。
三人のおっぱいは三者三様。
本作はとにかく頭を空っぽにする。
そこから本格的に鑑賞をするべき。
真面目に鑑賞をしちゃいけません。
あくまで軽いノリで鑑賞する作品。
女性が巨大化するというのは、
『アタック・オブ・ザ・ジャイアントウーマン』
すでに似たような作品がある。
ただ、本作はもっと丁寧に作っている。
それでも低予算なのは言うまでもない。
ただ、本作は前述の作品よりマシです。
チアリーダーがキレイになる為に新薬を自分に投与。
その結果、一晩でパーフェクトボディの美人に変身。
そこから副作用で成長が止まらず巨大化してしまう。
主人公の変貌に嫉妬する好敵手も巨大化してしまう。
その結果、終盤ではキャットファイトを展開します。
チアリーダーの必殺技が冴え渡るバトルシーンです。
「必殺!巨乳の谷間チョップ白刃取り!」
本作で主人公が魅せた最大の見せ場です。
これを逃すしちゃいけないほどの防御技。
さすがはロジャー・コーマンの製作。
B級映画を地でいっている作品です。
『アタック・オブ・ザ』シリーズの中で、
一番エンターテインメントに徹している。
それこそロジャー・コーマンの製作。
暇つぶし程度には悪くない作品です。
RE-165