ん...思ったほど非道くない...。
とくに小栗旬は、所作とか立ち姿とか、ときどきルパン三世に見える瞬間があった。かなり仕草とか研究したんじゃないのかなー。
いちばん気掛かりだった次元とか五右衛門の存在感も別に浮いてはいない。峰不二子がなー。
全体的にアクションはカット割多めでそれっぽく見せる系で、昨今の洋画や韓国映画の水準に達すべくもないが、けっこう健闘していた。
脚本も、邦画界に長く携わるベテランプロデューサーの山本又一朗氏が手掛けているだけあって、まぁまぁまともだとは思う。
総じて、漫画原作の邦画としてはマジメに作られた部類ではある。
ただ要所要所にコレじゃない感が漂い、これ2時間かけて観るなら「カリオストロの城」か「1stシーズン」もう1回観たほうが、ふつうに幸福になるかなとは思った。
しかし、赤ジャケ緑ジャケ順番逆だろとか、チンクチェント新型要る?とか、あちこちセンスがズレてるんだよなぁ。