「次元大介」を観た時に実写版の「ルパン三世」の事を考えていた。誰が峰不二子を演じていたかを忘れてしまったからだ。そこまで、気になった訳でも無いが、すっきりしないので本作を再鑑賞してみたのだ。
さてと、キャストについて触れてみよう。ルパンは小栗旬。次元は玉鉄。五ェ門は綾野剛。そして、峰不二子は黒木メイサやったのね。すっかり忘れていたのだ…あぁ、ほんの少しスッキリしたかも。
ほんでもって、銭形のとっつぁんは浅野忠信。みんな、あんまし似てるとは思えないが、そう悪くは無いような錯覚を起こし始める。次元は何だが、こっちの方が雰囲気ありげ。髭の感じそう思わせるのかも。五ェ門も良い雰囲気。
ところで、監督は北村龍平。ソコについていても忘れていた。まぁ、一度観たとは言え本作の内容もすっかり記憶からは消去されていたのである。
だが、思いのほか、ちょっとオモロイやん。前に観たトキはガッカリ感の方が強かったと思うので、これぐらい何も考えていない方が楽しめる感じ。
そういや、北村龍平監督と言えば未だに「VERSUS」なんかのチャンバラアクションを思い出してしまう。五ェ門の斬鉄剣はやはり素敵だと再認識した今日この頃である。
『また、つまらぬ物を斬ってしまった』の名台詞も聞けて、とりあえず嬉しかったのだ。
