1分に1回、いや10秒に1回「なんでやねん!」とツッコまざるを得ない。
言語化しなければ毎秒ツッコミも可能な程、ナンダコリャ感たっぷりで上映開始から頭の中は大忙し。
ボケられたらツッコむのが礼儀。
死ぬ気で頑張らなくては…この相手は強い。
序盤から峰不二子役に黒木メイサと言うパンチの効いたボケをかましたかと思えば、
なぜか出演者全員セリフと口の動きがあってないと言う、シュールボケもしてくるあたり只者ではない。
こちらのツッコミにも思わず力が入る。
中盤以降も全くクオリティが衰えないボケの応酬に、こちらも頭を抱えてしまう。
「ルパン…なんでこんな事になったん…」
攻撃がじわじわメンタルに効いてくる。
終盤を迎える頃にはあえてもうツッコまないという、無表情ノーガードスタイルで応戦したが、あえなくノックアウト。
最後は「ルパンかと思って観てたらコマンドーだった」という大ボケに、文字通り真っ白な灰になっちまった。