ディアッカ

ルパン三世のディアッカのネタバレレビュー・内容・結末

ルパン三世(2014年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

ルパン三世は作品自体の色はとても分かりやすく、弄る余地が無いくらい完成された作品だし、最近の日本映画もアクションの質が上がってきてるから、あとはキャストの見た目さえ合えば酷いものは出てこないと思っていたが、予想の斜め上が出てきてマジで笑った。
ルパンチーム結成の馴れ初めとか銭形との邂逅とかそういう所を描くのはいいんだけど、ブレーン役のチャラ男とハッカーのクソデブみたいな余計なエッセンスって必要だったか?序盤で死んだ金メッシュみたいにさっさと退場させておくべき存在だったとしか思えない。
二百歩譲ってルパンのライバルみたいな奴は伝統の使い切りオリキャラ枠でいても良かったと思うが、変に色づいてあんな余計なキャラ加えたせいでルパンチームの在り方がぶれてないか?と終止イライラしながら見てた。
クソのような新ルパン一味に加えて、オリジナルルパン一味も割と酷い。「マジで?」とか言っちゃうルパンとかただの躁鬱の五右衛門はまだ三百歩譲れるが、黒木メイサ役の黒木メイサだけはどうにかならなかったのか?誇張表現と思うかもしれないが、マジでただの黒木メイサでびっくりする。演技指導した奴はルパン三世見たことある?って問い詰めたい
マップを渡されて地雷原を掻い潜りながらじゃないと来れない秘密基地のはずが、戦車が隊列組んで制圧しに来るとか「おめー15分前に書いた設定すら忘れたのか」というツッコミなんて、基礎が腐っている事を考えれば可愛い矛盾でしかない。我々の貴重な2時間15分と1800円を華麗に盗んだ監督・脚本の手腕に★5をあげたいと思います。
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