ルパン三世のnaitのネタバレレビュー・内容・結末

メインテーマが封じられ、何十年と続いた国民的キャラクターを実写版にするってのは並大抵ではないプレッシャーだったでしょう。画面からも気迫の感じられる作品でした。
アニメじゃないのだから、実写版だからこそできること。半分は成功、半分は失敗かなぁ～。
『クローズ』のチームはテンポ悪くないし、ストーリーも複雑過ぎず。
アクション、爆発のレベルは正にワールドクラス。北村龍平監督がこれでもかと炸裂させてくるわで、確信犯的斬鉄剣で爆笑。
不二子ちゃんのキャットファイト妙にエロチックだし。
実写版ならではの良さもある。

でもさ、
やっぱりあのテーマと
あの声がさ、
ルパンとしての重要な要素なんだと改めて思った。
アニメの言い回しだったり、お約束要素がないと成立しないのは解るんだけど、だったら英語で？撮影してアテレコしてんだからさぁ、出せるじゃん本家と思ってしまいました(笑)
モンキー・パンチと小栗旬の嫁（この人も不二子ちゃん候補だったでしょうねぇ）が立て続けに出てきて吹きそうになりましたもの。
思い切って『ルパン4世』ぐらいにしとけばもっと手放しで誉められたのかも。