けーご

オール・ユー・ニード・イズ・キルのけーごのレビュー・感想・評価

3.7
軍のメディア担当のウィリアム・ケイジ少佐(トム・クルーズ)は新型のスーツに身を包み、地球外生命体との戦場に送り込まれてしまう。激しい戦場を目の当たりに呆気にとられるケイジ少佐の前で死んでいく兵士たち。戦況は悪く、 彼も死んでしまう。
しかし、目を覚ますと戦場に赴く前に戻っている。なせがさっきの戦闘シーン、兵士隊の言葉、全てが同じなのだ。それは彼が死んだ日。同じ日を何度も繰り返し、試行錯誤する中で、この不思議な現象の鍵を握るブラタスキ軍曹と接触して自分がタイムループをさせていることが分かり、自分の役割を知る。--


SFのタイムループもの。
序盤から激しい戦闘シーンと、なよなよしたトム・クルーズには笑ってしまう。それに戦闘では脳筋戦闘バカたちが次々と死んでいく。

SFとアクションが中心なのにタイムループを繰り返していて笑えてくる。これ何回繰り返したんだろう、って思っちゃった(笑)まさにクリアできない面を何回も繰り返すゲームのようだっだ。ケイジとブラタスキの二人で少しずつ目的地に進んでいく場面は、それを体現しているようだった。

タイムループものって複雑になりがちだけど、序盤からタイムループに入っているので余計な部分がなく、シンプルなのも本作の魅力だと思う。あまり深く考えずに戦闘シーンやタイムループで得た経験を基に事態を好転させようと奮闘するシーンを楽しむことができる。
けーご

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